ご神木を育てる

先日、渋谷から明治神宮を目指して歩いていた際に、道を間違えてしまったんですけど、その時に入った路地に立派なご神木がありました。
ご神木は、どこか神々しさを感じます。
それがなぜなのかわかりませんが、私が思うに、ずっとそこに立ち続けているからではないでしょうか。

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ご覧になってわかると思いますけど、ご神木といっても、見た目は普通の木です。
他の木と何も変わりません。
ただ、その木は何十年か何百年かわかりませんが、ずっとそこに立ち続けています。
おそらく他のどの木よりも長く。
だから、立派だしどこか神々しさを感じるんじゃないかなと思ったんですけど、これって、人にも通じる話では?と思いました。

◆◆◆

誰でも、どんなに好きなことだったとしても、たまには嫌になることもあります。
好きで続けていても、今回はちょっとぐらい妥協してもいいかと思うこともあります。
その気持ちに負けて、今日はまぁいいかって妥協してまったとき、それは木がポキっと折れた瞬間だと私は思います。

木は折れることは、そんなに問題ではありません。
木は他にもありますし、また生えてもきます。
ただ、木がご神木になるには、そこに立ち続けなければいけません。
ポキっと折れてしまっていては、いつまでたってもご神木になれません。

でね、ご神木を育てられたら、それだけで食べていけるんじゃない?って思ったんですよ。
ご神木を育てるってことは、つまり、妥協しないで続けるってことです。
そうすると、その世界で勝負できるようになるんです。
それだけで、もう十分食べていけると思うんですよ。
より妥協せずに、制約を厳しくすることで、その力は向上するので、もっといいと思います。

どんなことでもやり続けないと力はつきません。
自分が勝負したいと思っているジャンルがあるなら、そこでは絶対に妥協しないことです。
私は、危うく今日は、妥協しそうでした。

現場からは以上です。

ありがとうございます
TatsuruHonda

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