限界は超えられる

羽生結弦選手が、グランプリシリーズNHK杯で世界最高点で優勝しました。
その得点は322.40点で、それまでの世界最高点がパトリック・チャン選手(カナダ)の295.27点だったので、史上初の300点越えとのことです。
私はフィギュアに疎いので、これがどのくらい凄いのかいまいちピンときていないのですが、その演技は解説で「異次元の演技」と表されたほどですので、相当凄いんですよね?

羽生くんは史上初めて300点を超えたんですけど、この先、世界最高点までじゃなくても、300点を超える選手は出てくるんでしょうか。
私は、すぐに出てくるんだろうなと思っています。
なぜなら、みんなの目標が羽生くんの322.40点になったからです。

羽生くんに勝つには、300点越えないと勝てないんですから、300点を超えるような演技にするでしょうし、そういう練習をしてくるはずです。
もちろん、実際は300点を超えなくても羽生くんに勝てる可能性はありますが、それでも300点を超えるような演技構成をしなれば勝負できないというマインドにはなっているはずです。
なので、わりとすぐに300点を超える選手は出てくると思います。

◆◆◆

羽生くんの世界最高点は、それまでの記録から考えれば、もはや誰も越えられそうにないものに思えますが、これも必ずや誰かが超えていきます。
それは、ありきたりな言葉で言えば、記録は破られるためにあるからですね。

有名な話で、陸上男子200mの世界記録を樹立したウサイン・ボルト選手があります。
ボルトは、200mで不滅の大記録と言われたマイケル・ジョンソン選手の世界記録を破っています。
マイケル・ジョンソンの記録は、1996年のアトランタ五輪で樹立されたのですが、これは向こう100年は破られないと言われていた記録でした。
それをボルトは2008年の北京五輪で更新したので、期間は100年ではなく12年だったことになります。

誰も超えられないと思えるものでも、誰かが超えていくんですから、本当限界はないんだなと思います。
誰でも限界を持ってしまっているかと思いますけど、それもきっと超えられるものじゃないかと思いますね。

現場からは以上です。

ありがとうございます。
TatsuruHonda

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