
クリスマスとお正月
さて、もう今年も残す所5日となりました。
クリスマスが終わると、一気にお正月モードになります。
この切り替わりって何気ないことのように感じますけど、日本人の特性が出ていることでもあるんですよね。
というのは、クリスマスとお正月って、全く違った宗教観のものだからです。
クリスマスはキリスト教の祭典ですし、お正月は(明確には言い切れませんけど)神道の行事ですよね。
わずか1週間のうちにこの変わりようは、世界でもなかなか珍しいことです。
これは、日本人が無宗教と言われる所以でもありますね。
クリスマスとお正月に限らず、他にも日本人の無宗教さを表すものは多々あります。
例えば、結婚式とお葬式です。
結婚式は、キリスト教式の教会で挙げるのがポピュラーですよね。
調べによると、結婚式の過半数はキリスト教式で挙げられているそうです(ソースはこちら)。
それに対して、お葬式はどうでしょうか。
キリスト教式でお葬式をする割合は過半数以上あると思いますか。
実はその割合は、わずか1%しかないのです(ソースはこちら)。
日本人がいかに宗教に囚われていないかが現れているかと思います。
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日本人が無宗教であることは、私は良いことだと思っています。
自分の拠り所が一つじゃないってことだと思いますし、多様性を受け入れられる土台がすでにあるってことだと思うんです。
結婚式はこうじゃなきゃ絶対ダメって思いませんよね?
そういう決めつけがないってことは、私は良いことだと思うんです。
誤解して欲しくないのは、一つの宗教を信じることが悪いって言っているんではないんです。
一つの宗教を信じることも素晴らしいです。
宗教というのはその人の全てだったりするので、一歩間違えるとナーバスな問題になりかねません。
どっちが良いとか悪いとかってことではないですので、その辺よろしくお願いします。
私はというと、クリスマスも満喫しましたし、おそらくお正月も初詣に行くと思います。
まさに日本人という感じの年末年始を過ごします。
現場からは以上です。
ありがとうございます。
TatsuruHonda