有事の金

2016年も3月に入りました。
2ヶ月が経過したわけですが、経済は大荒れと言っていい状況です。
日経平均株価は一時15,000円を割り込み、リーマンショックの再来とも叫ばれています。
私は、今年は年間を通して、こういう状況が続くのではないかと思っています。
一言で言ってしまえば、今年の景気は悪いと思います。

そんな中、来年の4月には消費税増税が控えています。
これは、経済状況により増税を先延ばしできる景気条項がありませんので、現段階では確定事項です。
私は、こんな状況で増税は無理でしょ。。。って思ってますけど、こんな私でさえそう感じているので、お偉いさんたちもきっとそうですよね???

なので、私の個人的見解としては、衆参ダブル選挙があると思っています。
与党にとっても、増税反対を掲げて選挙できるんですから、非常に勝ちやすいです。
自分たちであげるって決めておいて、やっぱあげませんっていうのもおかしな話ですが、それでも増税するよりは百億倍マシです。
解散権は総理の専権事項なので、賢明な決断を願うばかりです。

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今のように経済や政治が混乱した時に、「有事の金(きん)」と呼ばれるゴールド買いが起こります。
普段私たちが使っているお札や硬貨であるカネは、国がその価値を保証しているものにすぎません。
その国で何か有事が起こった場合は、たちまち無価値になってしまうリスクがあります。

それに対して、ゴールドはそのもの自体に価値がありますので、無価値になることはありません。
ゆえに、安全資産と考えられ、有事にはゴールド買いが起こるわけです。

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確かに、有事の金っていう理屈はわかるのですが、現実的に考えると、どうなのって思うところはあります。
だって、有事の時にゴールドがあったって、役に立つとは思えないんですよね。
ゴールドで食料が買える??
それができる有事って何?

結局ゴールドは、投資対象でしかないのかなと思います。
あと、有事の金って叫んでるのって誰でしたっけ。

現場からは以上です。

ありがとうございます。
TatsuruHonda

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