近くと遠く

なんでも近くで済ませられるなら、そんな便利なことはありません。
いくらネットで、なんでも宅配してくれるようになったからといっても、物理的に近くにあることに越したことはないです。
それは日常的なものであればあるほど実感します。
日々通う職場や学校、スーパーやコンビニが近くにあれば嬉しいです。

その一方で、近場だけではなく、遠方に出かけることはいい作用をもたらします。
ハイパーメディアクリエイターの高城剛さんは、

『アイデアは移動距離に比例する』

と言っています。

遠くに行けば行くほど、そこには自分が知らない世界が広がっています。
最近はストリートビューなどで、実際にそこに行かなくても、行ったような感覚になることができます。
ヨーロッパだってアメリカだって、果てはブラジルだってパソコンやスマートフォンで現地の様子を見ることができます。

私も楽しいので、ストリートビューでいろんなところ見たりするのですが、それって、人間の五感でいう視覚でしか感じられていないのですよね。
人が五感から得る情報で、最も大きな割合を占めているのが視覚です。
情報の8割は視覚からと言われています。
見たら行った気分になれるのもうなずけます。

でも当然ですが、実際に現地に行った感覚には勝てません。
視覚だけで感じたのと、五感でフルに感じるのとでは、残りの2割以上の差があるって私は思います。
移動するのはお金も時間もかかるので、そんなに気軽にできることではありません。
だからこそ、尊くて価値があるんです。
家でご飯を食べるのと、お弁当を持ってピクニックに出かけるのでは、同じものでも差があるように。

私は今年もいろんなところに行きたいなと考えています。
そんな今、大阪に移動中です。

現場からは以上です。

ありがとうございます。
TatsuruHonda

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