できることをやらないともったいないのか

今でも通知表ってあるんですかね。
小学校や中学校の各学期が終わるごとに、教科の成績や学校生活について記された評価書の通知表。
通信簿っていう言い方もするのかな。
まぁ、今がどうなっているかわかりませんが、私の時代には通知表がありました。
私は特に優秀というわけでもなく、代わり映えのしないどこにでもいる普通の児童だったと思います。

その通知表の常套句で、やればできる子というのがあります。
ちなみに、私は書かれたことはないと思います。
やればできるっていうのは、だからやってくださいっていう先生の願いが詰まっているとてもいい言葉だと思います。
あなたには可能性があるんだよって言ってくれてるので、ありがたく受け取っておきましょう。

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やればできるというのは、まだ可能性の状態です。
この可能性を早いとこ、確定に変えておきましょう。
つまり、やればできると思っていることを実際にやってみましょう。
やってみてると、できたし楽しかったとか、できたけどやりたいことじゃないとか、簡単にやれると思ってたけど思ったより難しかったとか、できなかったとか、いろいろ分類できると思います。

やればできることを、やらないのはもったいないって思いますか?
私は、できるできないを判断基準にはしていません。
やってて楽しいかどうかが一番大切です。

できないことができるようになるのは楽しいです。
できることが増えていくことも楽しいです。
そういう変化がないとしたら、楽しくありません。
だから、やってて楽しくないなら、たとえそれが自分にしかできないことだったとしても、やりません。

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元プロ野球選手の新庄剛志さんが野球を始めた理由は、野球が一番難しいスポーツだったからだそうです。
新庄さんは、スポーツでは何でも1番になるぐらい運動神経に恵まれていたのですが、野球だけは1番になれなかった。
でも、だから面白くて続けたと。
1番になりたいという思いを持って野球を続けていたそうです。

他のスポーツなら1番なんだから、そっちをやらないともったいないって思いますか?
やっぱり、本人がやっていて楽しいことをするのが一番です。

現場からは以上です。

ありがとうございます。
TatsuruHonda

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