自分のことを一番理解しているのは誰?

今回も、前回に引き続いて、堀江貴文さん著の『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』から気になったことについて触れたいと思います。
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本の中で、起業しようと思えば誰でもできるという話が載っています。

とくにいまでは、インターネットやクラウドサービスの普及によって、起業にあたっての資金的なハードルは相当低くなっている。むしろ、やらない理由を探す方がむずかしいくらいだ。
それでも、ほとんどの人は実行に移さない。会社の愚痴をこぼす人に「じゃあ、起業しちゃえばいいじゃん」と提案すると、「そんな投げやりなこと言わないでください!」と反発してくる人も多い。「僕には堀江さんみたいな才能はないから無理です」と。みんな「起業なんて絶対にできっこない」と決めつけているのだ。

堀江さんは、ほとんどの人が実行に移さないのは、自分にはできっこないと決めつけているからで、計算上、働いている人の20人に1人が起業していることを考えたら、誰でもできると考えるのが普通だと言っています。
20人に1人って5%ということになるんで、できると考えるのが普通かどうかはさておいても、できっこないと決めつけていい数字ではありませんよね。

このできっこないと決めつける行為は、自分の可能性を否定するってことなので、すんごいもったいないことだと思っています。
ただ、これが結構やってしまいがちなことでもあります。

何かしたいことや、目標ができたときに、本当にそれが自分にできるのかとか、今の自分には無理なんじゃないかって思うことがあります。
できそうもない理由ばかりが湧いてきて、目標のまま終わってしまうなんてことも。

なぜ自分にはできないかと思うかといえば、それは、自分のことをわかったつもりになっているからではないのかなと。
今の自分の力はこれぐらいだ。
だから、今の自分では無理だって判断していると思うんです。

でも、自分を一番理解しているのは、本当に自分なんでしょうか。
なんなら、自分のことを一番わかっていないのは、実は自分ってこともあるんじゃないでしょうか。
私はそう思っています。
自分は自分のことを一番理解していないってことを理解すれば、決め付けるってこともないのかなと思います。

なんでもそうですが、やってみないとできるかできないかなんてわかりません。

現場からは以上です。

ありがとうございます
TatsuruHonda

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