若者の投票率

前回は、Brexitについて書きましたが、日本でも今、参議院選挙の真っ只中です。
日本ではしばしば、投票率の低さが指摘されます。
特に20代や30代の若者の投票率が低く、平成25(2013)年7月に行われた第23回参議院議員通常選挙では、全体の投票率は52.61%でしたが、20歳代が33.37%、30歳代が43.78%と低い水準にとどまっています。(総務省 HP より)

その原因には、若者の政治に対する関心の低さが挙げられています。
自分が投票に行っても行かなくても結果は変わらないとか、そもそも誰に入れたらいいのかわからない、誰に入れても同じだという考えがあるんだと思います。
私は必ず選挙に入っていますが、自分の一票が選挙の結果に影響を及ぼしているとはなかなか思えません。
それでも、当たり前ですが私は選挙には行くべきだとは思います。
選挙は国に自分の意思を表現する機会です。
普段から国政に対して興味を持たないといけないのでしょうけど、普段は考えていないにしても、選挙の時ぐらいは国の将来について考えるべきですよね。
いくら影響を及ぼしていないと言っても、選挙は一票の積み重ねであることには違いないのですし。

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前回のイギリスの国民投票でも、若者の投票率は高くなかったという調査が出ています。
国の将来を決める重大な投票だったにかかわず、投票に行かなかった若者が多くいたのです。
若者の多くは、EUに残留することを望んでいたと言われていますので、彼らが投票に行っていたら、結果は変わっていたんでしょうかね。たらればの話ですが。

Brexit はもう決まったことですし、事実として受け入れるしかないので、これからのことを考えましょう。
個人的にこの流れの行き着く先には、トランプ大統領の誕生とか、EUの崩壊とかかなと思っています。
トランプ氏が大統領になる可能性は結構ありそうですが、EUの崩壊はどうかなー。

あと、日本でもこの先、国民投票が行われるのではないかと囁かれていることがあります。
それは、憲法改正についてです。
今回の参議院選挙の結果のいかんによっては、国民投票が行われる可能性が高まります。
憲法とは国のあり方を示すものです。
その改正の是非を問う選挙に、若者は投票に行くのでしょうか。
投票には行かずに、その結果について嘆くんでしょうか。

現場からは以上です。

ありがとうございます。
TatsuruHonda

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