目に見えないもの

目に見えないものを信じていますか。
私、霊感や第六感のようなものは、まるで持っていません。
幽霊は見たことも感じたこともありませんし、
UFOかもっ!ってものを過去に1回だけ、見たことがある程度で、
そういうものにとんと縁がないんです。
見えないから言えるかもしれませんが、
目に見えないものを見える人を、いいなと思うこともあります。

私は見たことがないからといって、そういうものを信じないということはありません。
幽霊だって確かなことはわかりませんが、きっといるんじゃないでしょうか。
でも実は、私も中学生頃は、幽霊なんていないし、目に見えないものなんて信じるかってスタンスでした。
ただ、私は、自分の目に映っている世界が全てじゃないんだってことを知ってから、いろんなものを信じるようになりました。

可視光線をご存知でしょうか。
中学か高校の理科で学ぶと思うんですけど、可視光線とは、人間が肉眼で感じることのできる光線のことです。
英語では、visible radiationといいます。
目に見える光線ってことですね。
波長が380770ナノメートル程度で、太陽光線や電気の光などがこれに含まれ、波長の長短によって赤から青紫まで色の感じ方が違ってきます。(出展:コトバンク

人間が見ることができるのは、赤から紫までの光です。
それより外の光は見ることができません。
紫外線や赤外線をご存知だと思いますけど、あれは赤や紫の外の光のことで、人間の肉眼では見ることができません。
私は、それを知って、人間が見ることができる世界ってすごく狭いんだって初めて認識しました。
じゃあ、その中で起こっていることは、全体で考えたら、すごく一部のことかも!
自分が見ることのできない世界が存在するじゃんかと思いました。

同時に私は、これって、別に目に見えるとか見えないの話だけじゃないかもって考えました。
耳に聞こえる音だってそうだし、その他、感じることのできること全てがそうなんだろうって思いました。
自分が知らない世界がどこにも存在するんですよね。
だから私は、自分の生きている世界が全てじゃないってことをちゃんと考えようって決めました。
決めつけるのはやめようって。

見たことがないから、目に見えないからといって、存在しないと断じてはいけない。
だって、人間が見てる世界なんて、全体から言ったらほんの一部に過ぎないのだから。

ありがとうございます。
TatsuruHonda


 

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